こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPの好きな人への態度」というテーマで記事を書いていきます。
「好きな人の前だと不自然な態度になってしまう」「本命の前でいつもの自分が出せない」というHSPの悩みをよく耳にします。
実は僕も以前、好きな人の前では極度に緊張してしまい、まともに会話すらできなかった経験があります。その経験を踏まえて、なぜHSPは好きな人の前で不自然な態度になってしまうのか、その原因と対処法について解説していきたいと思います。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
なぜHSPは好きな人の前で態度が変わるのか
HSPが好きな人の前で不自然な態度になってしまう理由は、主に以下の3つです。
1. 共感力が高すぎて相手の反応を気にしすぎてしまう
2. 完璧を求めすぎてしまう
3. 感情が増幅されやすい
共感力が高すぎて相手の反応を気にしすぎてしまう
まず1つ目の「共感力が高すぎて相手の反応を気にしすぎてしまう」について。HSPは相手の細かな表情の変化や声のトーンの変化などを敏感に感じ取ってしまいます。普段の人間関係でもそうですが、好きな人となるとその度合いが何倍にも膨れ上がります。
- 「今の発言で嫌な顔をされなかったかな」
- 「声のトーンが少し下がった気がする…もしかして嫌われた?」
- 「目が合った瞬間に視線を逸らされた気がする…」
こういった考えが次々と浮かんできて、自然な会話を阻害してしまうんです。
完璧を求めすぎてしまう
2つ目の「完璧を求めすぎてしまう」という点。HSPは完璧主義な傾向がある人が多いです。特に好きな人の前では、どうしても自分のベストな姿を見せたいと思ってしまいます。
- 失言は絶対に避けたい
- できるだけ魅力的な人に見られたい
- 相手を不快にさせるような言動は何としても避けたい
こういった思いが強すぎて、かえって不自然な態度になってしまうんです。
感情が増幅されやすい
3つ目は「感情が増幅されやすい」という点。HSPは喜びも悲しみも普通の人より大きく感じる特徴があります。好きという感情も例外ではありません。
- 好きな人と話すときの緊張感
- 目が合った時のドキドキ感
- 相手の言葉一つ一つに対する反応
これらが通常以上に大きくなってしまい、冷静さを失ってしまうんです。
このように、HSPの特徴が重なり合って、好きな人の前での不自然な態度を作り出してしまっているわけです。
では、どうすれば良いのか
ここからは、HSPが好きな人の前で自然な態度を取るための対策を紹介していきます。
好きな人の前で自然な態度を取るための対策
相手も人間だと思い出す
これは本当に基本的なことですが、相手も同じ人間なんだということを思い出すことが大切です。HSPは想像力が豊かなので、好きな人のことを必要以上に理想化してしまいがちです。ですが相手だって、朝起きたら寝癖がついているし、風邪も引くし、失敗もします。
そういった「相手も普通の人間なんだ」という認識を持つことで、必要以上に気負わずに接することができるようになります。
完璧を目指すのを諦める
これも大事なポイントです。HSPは完璧を求めすぎる傾向にありますが、恋愛において完璧な人間なんていません。むしろ、ちょっとした失敗や抜けているところがある方が人間味があって魅力的だったりします。
完璧を目指すのではなく、「ある程度」で良しとする考え方を持つことで、自然な態度に近づけます。
深呼吸を意識する
緊張で体が強張ってしまうときは、意識的に深呼吸をしましょう。呼吸を整えることで、心拍数が落ち着き、冷静さを取り戻すことができます。
好きな人と会う前に、トイレなどで深呼吸をする時間を作るのもおすすめです。
息を吸う時間よりも吐く時間を長くする、以前から紹介していますが、瞑想もとても有効ですよ。
趣味の話題を持っておく
会話が途切れそうになったときのために、自分の好きな話題をいくつか用意しておくと安心です。特に自分の趣味の話は、自然と言葉が出てくるはずです。相手の趣味についても事前にリサーチしておくと、会話が広がりやすくなります。
二人きりの状況を避ける
最初のうちは、友達と一緒にいるときなど、他の人もいる状況で会話をするのがおすすめです。二人きりだと緊張が高まりすぎてしまいますが、他の人も交えた会話であれば、比較的リラックスして話せるはずです。
慣れてきたら徐々に二人きりの時間を増やしていけば良いでしょう。
失敗を恐れないことが大切
これは僕の失敗談なのですが、以前好きな人と二人で食事に行った時、緊張のあまり飲み物を自分の服にぶちまけてしまったことがあります。その時は「もう終わった…」と思いましたが、相手は「私も良くやっちゃう」と笑って受け流してくれました。
こんな感じで、ちょっとした失敗は意外と相手の印象を悪くしないものです。むしろ、そういった失敗をきっかけに距離が縮まることだってあります。
大切なのは、失敗を恐れすぎないこと。完璧を目指さず、等身大の自分を出していくことです。それが結果として、自然な態度につながっていきます。
まとめ
好きな人の前での態度に悩んでいるHSPの皆さん、すぐには変われなくても大丈夫です。少しずつ、自分のペースで克服していきましょう。
そして何より、HSPならではの繊細さや感受性の強さは、恋愛において決してマイナスではありません。相手の気持ちを察する力や、細やかな気遣いができる能力は、きっと相手に伝わるはずです。
自分の特徴を受け入れながら、ゆっくりと前に進んでいきましょう。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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