こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPと鬱」というテーマで記事を書いていきます。
HSPの方で鬱の症状に悩まれている方は多いのではないでしょうか。実は僕自身も以前、鬱の診断を受けた経験があります。そこから這い上がってきた経験を踏まえて、HSPが鬱になりやすい理由と、その対処法について詳しくお話ししていきたいと思います。
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。
その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。
HSPが鬱になりやすい理由
まずはHSPが鬱になりやすい理由について見ていきましょう。以下の3つが主な理由です。
周りの感情を敏感に察知してしまうから
HSPは周りの感情の変化に敏感です。誰かが不機嫌そうにしていたり、悲しそうな表情をしていたりすると、その感情をもらってしまいます。職場でネガティブな空気を感じ取ってしまうと、それだけで疲れてしまいますよね。
刺激に敏感すぎるから
音や光、人混みなど、日常生活のあらゆる刺激に敏感に反応してしまいます。通勤電車での混雑や職場の騒音など、普通の人なら気にならないような刺激でも、HSPにとっては大きなストレスとなります。
深く考えすぎてしまうから
HSPは物事を深く考える特徴があります。些細な失敗を何日も引きずったり、将来への不安を際限なく考えてしまったりします。考えすぎることで、心が疲弊してしまうんですね。
これらの特徴により、HSPは通常よりも多くのエネルギーを消費しながら日々を過ごしています。そのため、鬱になるリスクが高くなってしまうわけです。
鬱の予兆に気づくために
鬱は早期発見が重要です。以下のような症状が出始めたら要注意です。
これらの症状が続くようであれば、鬱の可能性があります。早めに専門家に相談することをおすすめします。
HSPが鬱から回復するためにできること
ここからは、実際に僕が実践して効果のあった方法を紹介していきます。
環境を変える
まず一番効果が高かったのが、環境を変えることです。具体的には以下の通り。
このいずれかです。特に転職は大きな効果がありました。HSPに合っていない職場で働き続けることは、本当に心身を蝕みます。
運動を習慣化する
運動は鬱に効果があることが科学的にも証明されています。僕の場合は、ランニングを始めてから少しずつ気持ちが前向きになっていきました。そして今は筋トレをしています。要するに運動ならなんでもいいんだと思います。
最初は5分でも構いません。少しずつ始めていきましょう。
睡眠時間を確保する
HSPは普通の人より長めの睡眠時間が必要です。最低でも7時間は確保したいところですね。眠れないときは、寝る前の1時間はスマホを見ないようにするなど、睡眠の質を高める工夫をしていきましょう。
趣味の時間を作る
何か夢中になれるものを見つけることは、とても大切です。僕の場合はブログを書くことが、大きな救いとなりました。自分の気持ちを言語化することで、心が整理されていく感覚があります。
良かったらあなたも、ブログやりませんか?
一人の時間を確保する
HSPにとって、一人でリフレッシュする時間は必須です。仕事や家事に追われて、一人の時間が持てないという状況は避けたいところです。
最後に伝えたいこと
最後に、これは特に重要なのですが、「自分を責めない」ということを意識してください。HSPという特性は、欠点ではありません。むしろ共感力が高く、周りへの気遣いができる素晴らしい特徴です。ただ、その特性を活かせる環境に身を置く必要があるだけなんです。
回復への道のりは、決して一直線ではありません。良くなったと思っても、また調子を崩すことはあります。でもそれは当たり前のことです。一歩一歩、自分のペースで前に進んでいけばいいんです。
そして、一人で抱え込まないでください。専門家に相談することは、恥ずかしいことではありません。むしろ、自分と向き合う勇気があるという証です。
僕も今では、HSPであることを受け入れ、それを活かした生き方ができています。きっとあなたにも、必ず光は見えてきます。一緒にHSPならではの生きやすい人生を見つけていきましょう。
まとめ
この記事を読んでくださっているということは、きっと今、つらい状況にいらっしゃるのかもしれません。ですが、あなたは一人じゃありません。同じように悩みながらも、一歩一歩前に進んでいるHSPの仲間がたくさんいます。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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