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まさちゃん
HSPブロガー兼カウンセラー
物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

HSPと過敏性腸症候群の密接な関係【対処法と向き合い方を徹底解説】

こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。今回は「HSPと過敏性腸症候群」というテーマで記事を書いていきます。

僕は以前に、過敏性腸症候群の症状に悩まされていた時期がありました。HSPの繊細さとお腹の繊細さ、この2つの「過敏さ」に苦しんでいた経験から、今回はHSPと過敏性腸症候群の関係性について深掘りしていきたいと思います。

この記事を読むことで、なぜHSPが過敏性腸症候群になりやすいのか、そしてどのように向き合っていけばいいのかが理解できるはずです。同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。

この記事を書いている人

物心ついた頃からずっと、なんとなく生きづらさを感じていました。HSPという言葉を知って、「ああこれは特殊能力なんだな」と感じて、少し気が楽になりました。

その後HSPについて色々と調べ、実践しているうちに、自分なりの生きやすい人生を手に入れました。過去の僕と同じ状況で苦しんでいる方に、少しでも生きやすい人生を考える機会となれれば幸いです。

目次

HSPと過敏性腸症候群の関係性

HSPと過敏性腸症候群には、実は密接な関係があります。過敏性腸症候群は、ストレスによって症状が悪化することが知られています。そしてHSPは刺激に敏感で、日常生活の中で一般の人よりもストレスを感じやすい特性があります。

例えば僕の場合、仕事でプレッシャーを感じると必ずお腹の調子が悪くなっていました。朝の満員電車に乗るとお腹が痛くなり、重要な会議の前になるとトイレに駆け込むことも。HSPならではの「敏感さ」が、お腹の調子にも影響を与えていたんですね。

学生時代の辛かった経験

きっと多くのHSPの方が、学生時代に似たような経験をされているのではないでしょうか。例えば「先生が急に指名して発言を求めてくる授業」。僕はそういった授業ではいつもお腹が痛くなっていました。

「次は誰が当てられるんだろう…」

「もしかして次は自分?」

「答えられなかったらどうしよう…」

「みんなに注目されるの嫌だな…」

という不安が募るたびに、お腹が痛くなっていたんです。発言の順番が決まっている授業でも同じでした。自分の順番が近づいてくるにつれて、お腹の調子が悪くなっていきました。

今思えば、これも過敏性腸症候群の症状だったんですね。HSPは先のことを深く考えすぎてしまう特性があります。その「考えすぎ」が自律神経に影響を与え、お腹の調子を乱していたというわけです。

当時は「なんで自分だけこんなに緊張するんだろう」「なんでお腹が痛くなっちゃうんだろう」と悩んでいました。でもHSPという言葉を知り、自分の特性を理解できたことで、あの頃の自分を責める必要はなかったんだと気付けました。

他にも例えば、以下のような場面でお腹の調子が悪くなった経験はないでしょうか。

・部活の大会や試合の前
・人前での発表が決まったとき
・修学旅行や遠足の前日
・テスト週間中
・クラス替えの発表の日

こういった「何か大きなイベントの前」にお腹を壊してしまうのも、HSPと過敏性腸症候群の関係を表す典型的な例と言えます。

HSPが過敏性腸症候群になりやすい理由

HSPが過敏性腸症候群になりやすい理由としては、以下が考えられます。

ストレスに敏感な体質

HSPは周りの空気を敏感に感じ取る特性があります。人の表情や声のトーン、些細な変化にも反応してしまうため、知らず知らずのうちにストレスが溜まっていきます。このストレスが自律神経に影響を与え、腸の動きを乱すことにつながります。

完璧主義な性格

HSPには完璧主義な傾向がある人が多いです。物事を深く考えすぎてしまい、必要以上にプレッシャーを感じてしまいます。この精神的なプレッシャーもお腹の調子を悪化させる原因となります。

環境の変化への反応

新しい環境や予定の変更にストレスを感じやすいのもHSPの特徴です。環境の変化がお腹の調子に直結しやすいんですね。

睡眠の質の問題

HSPは寝つきが悪かったり、睡眠が浅くなったりすることが多いです。この睡眠の質の低下も、腸の調子に悪影響を与えます。

HSPが実践すべき対処法

ここからは、実際に僕が実践して効果を感じた対処法を紹介していきます。

瞑想の習慣化

瞑想は自律神経を整える効果があります。僕は毎日10分程度の瞑想を習慣にしていますが、これだけでもストレスへの耐性が上がりました。瞑想については以前別の記事でも詳しく解説しているので、興味のある方はチェックしてみてください。

運動習慣の確立

適度な運動は腸の動きを活発にしてくれます。特にウォーキングやヨガなど、ゆっくりとした運動がおすすめです。激しい運動は逆効果なので注意してください。

食事の見直し

刺激物を避け、消化の良いものを中心に食べるようにしましょう。特に以下の点に気をつけると良いです。

・よく噛んで食べる
・ゆっくり食事する時間を確保する
・腹八分目を意識する
・食事の時間を規則正しくする

ストレス解消法を持つ

趣味に没頭する時間を作ることで、ストレス解消につながります。僕の場合は「サウナ」が最高のストレス解消法です。サウナでととのって、水風呂で身体を引き締めると、お腹の調子も良くなります。

生活習慣の改善ポイント

最後に、日々の生活習慣の中で意識したい改善ポイントをまとめます。

睡眠時間の確保

個人差はありますが、HSPには長めの睡眠が必要です。寝る前のブルーライトを避け、快適な睡眠環境を整えましょう。夜更かしは腸の調子にも悪影響を与えるので、早めの就寝を心がけましょう。

トイレを我慢しない

トイレを我慢しないことも重要です。特にストレスを感じやすい場面の前には、余裕を持ってトイレに行くようにしましょう。

温かさを保つ

お腹を冷やさないように気をつけましょう。腹巻きの使用もおすすめです。特に冷たい飲み物の摂取は控えめにし、常温や温かい飲み物を選ぶようにしましょう。

水分補給

こまめな水分補給を心がけましょう。ただし食事中の多量の水分摂取は避けた方がいいです。温かい飲み物を少しずつ飲むのがおすすめです。

リラックスタイムの確保

一日の中で必ず自分だけの時間を作りましょう。この時間があるだけで、心にゆとりが生まれます。リラックスできる空間で、好きな音楽を聴いたり、読書をしたり、ゆっくりと過ごす時間を大切にしましょう。

まとめ

HSPと過敏性腸症候群は密接に関係していることがお分かりいただけたかと思います。

HSPの敏感さは、お腹の調子にも大きな影響を与えます。ですがこの「敏感さ」はHSPの大切な特徴です。これを「治すべきもの」と考えるのではなく、「上手に付き合っていくもの」として捉えていけたらいいですよね。

僕も今では、過敏性腸症候群の症状とうまく付き合えています。それは症状が完全に消えたからではなく、腸の調子を整える生活習慣を少しずつ取り入れたからです。お腹が痛くなりそうになったら、意識的にストレス発散の時間を作ったり、お腹を温めたり、早めに寝たり…自分の体調の変化を見逃さずに、お腹を労る習慣を身につけると、症状は改善してきますよ。

皆さんも自分の体の声に耳を傾けながら、無理のない範囲で生活改善に取り組んでみてください。

今回は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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