こんにちは、HSPブロガーのまさちゃんです。
いつも当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
今日は自己紹介の記事です。
まさちゃんという人間がどういう人間なのか、少しだけお話しさせてください。
僕は埼玉生まれ埼玉育ち。今は都内に住んでいます。39歳のメンズです。猛烈なHSPです。
経歴としては、ざっくり以下です。
大学卒業→塾講師→公務員→プログラミングスクールメンター→Webライター→エンジニア→キャリアカウンセラー
現在はキャリアカウンセラーをしつつ、HSPに関するブログを書きつつ、カウンセリングをしています。
重なっている期間などもあるため、かなりざっくり書きましたが、とっ散らかった人生であることはわかっていただけるかなと思います。
物心ついた頃から、なんとなく生きづらさを感じながら過ごしてきました。少しだけ当時を振り返ってみます。
学生時代は「学校」という場所が嫌いでした。クラスメイトや先生の行動や言動が気になり、いつも緊張していました。注目されるのが嫌で、授業中に手を挙げることすらできない子でした。人付き合いが苦手で、友達は少ない方でした。特に学校行事はものすごく嫌いで、当日が近づくにつれて気持ちが沈んでいました。
こんな感じで大嫌いな学校でしたが、それでも「行かなきゃいけない場所」と思っていたので、嫌々ながら通い、早く終われーと思いながら毎日を過ごしていました。
特に印象に残っているのは修学旅行です。ただでさえ早く家に帰りたいと思っている自分が、何日も家に帰れない。普段ならリラックスできるはずの夕飯やお風呂、寝る時間まで周りに誰かがいる状態で過ごす。嫌で嫌で仕方ありませんでした。
それでも周りのみんなからは、事前の準備段階から修学旅行を心待ちにしている空気感が漂っていました。
それを感じた若い頃の僕は、「自分も楽しそうにしなきゃ」「修学旅行を楽しめないなんてダメな人間だ」と、自分を責めることもありました。
早く社会人になって、こんな生活から卒業したいと思っていました。
しかし、社会人になってからも生きづらさは変わりませんでした。いやむしろ、より生きづらさを感じるようになりました。
仕事では周りとうまくやろうとしすぎて、良い奴を装って疲弊しました。それなりに評価はされていたとは思いますが、完璧に立ち回れない自分にストレスを感じ、鬱になって休職をしたこともあります。
職場の飲み会が嫌いで、飲み会幹事やら出し物やら料理の取り分けやらお酒の注文やら、若手がやるべきと言われていることを忠実にやろうと考えすぎて疲弊しました。
飽きっぽい性格で、すぐに燃え尽きて転職を繰り返しました。
プライベートでも生きづらさを感じることが多くありました。
人間関係が面倒になって、リセットのため引越しを繰り返しました。周りにどう見られているか、どう思われているかを気にしすぎて、自分が本当にやりたいと思うことをやれない日々でした。というより、自分が本当はどんな人間で、何をすることが幸せなのか、それすらも見失っていたのかなと思います。
そんな中、30代になってHSP(Highly Sensitive Person)という言葉に出会いました。これは人口の15~20%ほどの人が持つ気質で、外部からの刺激を敏感に受け取る特性を指します。この言葉を知った瞬間、「ああ、これが自分なんだ」と腑に落ちたんです。
それからはHSPについて深く学び、自分の特性を理解し、活かす方法を模索しはじめました。そして気づいたんです。HSPは決して欠点ではなく、むしろ素晴らしい才能だということに。
気を遣いすぎる→周りへの気配りは、誰にでもできることではないんです。HSPだからこそ、本当に苦しんでいる人の気持ちに寄り添えるんです。
物事を深く考えすぎる→他の人が思いつかないアイデアを出せるということ。周りの人はそこまで考えられていないんです。自分の思ったことを正直にいうことで、それが誰かの助けになります。
繊細すぎる→これは豊かな想像力や創造性につながります。自分の世界を表現したり、または誰かが表現したものを深く味わうことができるということです。
こんな感じで、HSPの特性はポジティブな面もあるんです。
このことを知ってから、僕の人生は大きく変わりました。
仕事は「人と1対1で向き合える仕事」として、キャリアカウンセラーの道へ進みました。これまでに累計で5,000回以上のカウンセリングを実施。たくさんの方の悩みや不安に寄り添い、進むべき道を一緒に探してきました。ありがたいことに、たくさんの方に感謝の言葉をいただいています。
これまで7回も転職を繰り返してきましたが、この仕事が一番、自分に合っている仕事だと感じています。
プライベートでも、「周りに合わせてしまう」という特性は変えられないものだと知ったことから、なるべく一人の時間を長く確保することを心がけました。ストレスを感じやすい特性は直せないので、少しでもストレスを受けない行動をしたり、受けたストレスをなるべく早く解消する術も学びました。
そんなこんなで試行錯誤し、今ではとても生きやすい世界を手に入れることができました。
そうしたら、自分が本当にやりたいことが見えるようになってきたんです。
僕がやりたいこと。
それは、全てのHSPが自分の特性を理解し、それを強みとして活かせるようになり、HSPとしての自分を誇りに思える世界を作ること。
世の中の15~20%の人が、HSPなんです。多くの人が、過去の僕と同じ生きづらさを感じているはずです。
それだけたくさんの人の悩みや苦しみが解消されて、その特性が活かせるようになれば、きっと今よりもっと素晴らしい世界が作れると僕は思います。
ちょっとワクワクしませんか?
全てのHSPがその想像力と創造力を活かせたら、世界はどうなるのか。
全てのHSPが自分の周りにいる苦しんでいる人に寄り添えたら、世界はどうなるのか。
全てのHSPが誰よりも深く考えた自分の意見を言えるようになったら、世界はどうなるのか。
というわけで、そんなワクワクする素敵な世界を夢見て、このブログを始めました。
このブログでは、HSPの特性を活かした日々の過ごし方や、仕事の取り組み方、人間関係の築き方などについて、僕自身の経験や学んできたことを元にお伝えしています。
HSPであることに悩んでいる人、自分の繊細さを受け入れられずにいる人、もしかしたら自分はHSPなのかもと思い始めた人。そんな方々の力になれたら嬉しいです。
全てのHSPが自分の特性を理解し、それを強みとして活かせるようになり、HSPとしての自分を誇りに思える世界を作ること
このブログが、そんな僕の願いを叶える一歩となってくれますように。
どうぞよろしくお願いします。